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Truma Combiリセット方法
ドイツ トルマ社のヒーター&ボイラー、Combiシリーズは、Hobbyのモーターホームとシャワールームのある
トレーラー495WEB、540FUなどのモデルに標準装備されています
また、イギリスSwift社のモーターホームとトレーラーのSpriteシリーズに標準装備されています
大変優れた暖房&ボイラーで、暖房時の立ち上がりが早くマイナス温度になる環境下では、とてもありがたい製品です
シャワーを浴びる際の温水も10Lと十分な量が供給されます
ハイテクを駆使する一方、エラーなども多いのでリセット方法を解説します
LPGガスボンベのバルブを開けるのを忘れて、ヒーターの電源を入れた場合HOBBYのLCDパネルにエラー表示されます。
丸印の箇所が赤く表示されます。
また、TRUMA COMBIのメインパネルにはエラーコードと赤丸印の警告表示が出ます。
LPGガスボンベのバルブを開ける事でエラーが消える場合もありますが、消えない場合には手動操作にてリセット作業を行って下さい。
まず、ロータリースイッチを回してスパナマークに合わせロータリースイッチを押して下さい。
ロータリースイッチを回し、RESETを選択して下さい。
ロータリースイッチを押すとPRSETと表示されます。そこで再度ロータリースイッチを押して下さい。
INITと表示され初期化されます。
HOBBYのLCDパネルの赤表示が白表示に変わりリセット完了です。
これで再度ヒーターが作動します。
2019以前のモデルは上記手順で復帰しますが、2019年以降のモデルはTRUMA CONBI本体の基盤が変わっております。
上記手順で初期化を行っても再度作動指示を出すとエラーとなり、着火しない症状が発生する事があります。
これはTRUMA COMBI本体の基盤側に、エラーの記憶がまだ残っておるために発生致します。
この場合には上記手順を行った後、下記の COMBI本体基盤側のエラー消去作業が必要となります。
上記手順までで作動が復帰した場合には、下記作業は不要です。
本体の上部のカバーを外すと本体の基盤が見えます。
2019年以降のTRUMA COMBIでは、本体基盤の赤丸印の茶色いリセットボタンがあります。
2019年以前の基盤には、こちらのリセットボタンは付いておりませんのでこの作業は不要です。
2019年以降リセットボタンがある場合には、更に基盤側のエラー消去の作業を実施して下さい。
基盤側のエラー消去の方法は下記となります。
基盤の茶色いリセットボタンを5秒間、押して放して下さい。
基盤のエラー消去が完了するとリセットボタンを放して、少し経つとファンが動き出しその後着火作動に入ります。
リセットボタンは5秒以上長く押し続けても初期化されません。
5秒間で放して、少し経過してもファンが動き出さない様でしたら、再度リセットボタンを5秒間押してみて下さい。
数回エラー消去作業を行い、それでも着火しない場合には弊社サービスまでお問合せ下さい。
その際、コントロールスイッチに表示されるエラー表示のコードもお伝え下さい。
エラーリセットとは別ですが、ボイラー作動時にCOMBI側のコントロールパネルではECO、HOT以外にBOOSTモードがあります。
BOOSTモードは水の急速加熱を行うモードになり、室内暖房も同時に作動している場合には、暖房は一時的に停止しボイラー優先となりますのでご注意ください
設定温度に達しますと室内暖房が継続されます。