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凍結防止の水抜き方法の再確認
峯岸です。
本年も宜しくお願い致します。
年末年始は長期連休の方も多く各地へお出掛けになった方も多かったと思います。
この時期皆様から凍結防止の水抜きの方法について再確認のお問い合わせが増えてきます。
今回は凍結防止の水抜きの手順について再度ご説明致します。
水抜きを行わないと凍結し、ボイラーの破損、キッチンタップの破損の恐れがありますのでご使用後は必ず水抜き作業を行って下さい。
電源が入っている場合(電源マークが緑)は電源をシャットダウンして下さい。
電源ボタンを長押しします。
電源がシャットダウンすると電源マークがオレンジ色に変わります。
これで水中ポンプが作動しなくなります。
液晶パネル以外の車両では、バッテリースイッチをOFFにして電源の供給を遮断して下さい。
給水タンク内のドレンパイプを抜きタンク内の水を排出します。
次に電気ボイラーの水抜き用のバルブを2か所緩めてボイラー内の水を排出します。
トルマコンビのガスボイラー搭載の車両ではボイラー付近に黄色いレバーがあります。
レバー横向きが閉じている状態です。
レバーを上向きにするとタンク内の水が排出されます。
水の排出が止まったらレバーを横向きに戻して下さい。
トルマコンビでFrostControl凍結防止の安全弁付きの車両の場合は、約3℃になりますと安全弁が自動で開放しボイラー内の水を排出します。
画像が閉じている状態です。
手動でボイラー内の排出を行う場合は、上部の青いバルブを90度回して下さい。
横の青いプッシュボタンが安全弁になります。気温が約3℃になりますと画像の様にボタンが飛び出しボイラー内の水を自動で排出します。
青い安全弁は約7℃以上にならないと押しても戻ってしまい安全弁が閉じません。
復帰するにはヒーターを作動し安全弁付近の温度を上げて下さい。
安全弁を押しロックするところまで押し込むと安全弁が閉じます。
上部の青いバルブも90℃回して閉じて下さい。
次にキッチンタップの水抜きです。
COLD側、HOT側にレバーを上げます。
電源が落ちている状態なのでポンプは作動せずレバーを開けることでタップに溜まっていた水を戻します。
レバーは数秒開けた後閉じて下さい。
レバーを上げたままにしますと次に電源を入れた時にポンプが動き出しますので必ず閉じる様にして下さい。
洗面タップも同様に行って下さい。シャワータップのある場合は同様に行って下さい。
全てのタップを元の閉じた位置に戻し水抜き作業完了です。
冬期のご使用後は忘れずに水抜き作業を行って下さい。