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ドイツHobby社サービス研修に行ってきました
今回、HOBBY社に技術研修を受ける為ドイツへ私と伴田の2名で行って来ました。
移動時間24時間かけてやっとHOBBY社のあるドイツ北部のFockbekに到着
街の交差点にはHOBBY社が分かるように看板が所々にありました。
こちらが今回研修させていただいたサービスセンターです。
パーツセンター、カスタマーセンター、サービス修理工場があります
サービスセンターの営業時間です。
月曜~木曜日 7:30~15:45
金曜日 7:30~12:45
土曜、日曜日はお休みです。
勤務時間、休日を見ても仕事に無駄の無い事が分かります。
到着後、早速作業着に着替えて修理工場研修です。
こちら、修理サービス工場は7台が整備できるスペースがあります。
現場スタッフは14名で2人1組の計7チームで作業を行っています。
こちらの工場は、ディーラーには手に負えない大掛かりな修理、パネル交換などの作業を行っています
フランス、ドイツなどのディーラーからHobby本社に持ち込まれます
作業台は整理整頓されておりとても工場は綺麗です。
作業の効率が良い事が分かります。
工場で使用している電動ドリルは全てMAKITA製でした。
ここは日本製品を使用してくれており嬉しくなりました。
今回は、フロントガスロッカーパネルの交換、サイドパネルの交換をメインに研修を受けます。
遠い日本から修理のため、トレーラーをHobbyに送るわけにもいかないので、
メーカーしかできない修理を学んでいるわけです
現行モデルの樹脂パーツのほとんどはシールで接着されており作業は非常に大変です。
修理費用は高額になりますので車両保険には必ず加入して下さい。
時差ぼけにも負けずに頑張ります
樹脂パーツはカットし外します。
接着しているのでカットしないと外す事が出来ません。
フロントカバーを全て取り外しました。
新しいカバーを取り付ける為に残ったシール材も綺麗に取り除きます。
フロントカバーの取り付けです。
さすがメーカーのスタッフHOBBYのトレーラーを熟知しています。
取り付けの際の注意点も細かく教えてもらいました。
次はサイドパネルの取替作業の研修です。
通常は、表面のアルミパネルを剥がしての修復になりますが
大きな事故などではパネル交換となります
サイドパネルに取り付いているすべてのパーツを外します。
壁面のアルミシートを剥がしているのは室内から外す事の出来ないビスを外す為です。
ここにもノウハウがありとても勉強になりました。
取り付けビスの位置も全てスタッフは把握してます。
エントランスドアも丸ごと外します。
全てのパーツを取り外しやっとサイドパネルが取り外せます。
新しいサイドパネルです。3人で運べます。
位置決めをしっかりと行いサイドパネルを取り付けます。
ここは一番大事な所でもあり、注意点を教えてもらいました。
やはりスタッフのノウハウが違います。
使う道具等とても詳しく教えていただきました。
エントランスドアを取り付け、側面のステッカーを貼り全ての作業が完了しました。
今回の教えていただいたスタッフ4名と最後に記念撮影
最後に技術セミナー受講の証明書をいただきました。
これで弊社の工場スタッフ全員がHOBBY社の技術セミナーを受講しました。
いままでも弊社ではサイドパネルの交換を行っていましたが、今回セミナーに参加しメーカーのノウハウ、効率的な作業の仕方をしっかり学ぶ事ができました。
ユーザー様へメーカーと同等の修理を提供できるよう今後に活かしていきたいと思います。