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GW前の運行前点検のお願い
サービス峯岸です。
昨今、キャプコンのキャンピングカーによる事故が増えていることから、先日NHKでキャンピングカー運転の注意の放送がありました
気を付けたいこととして、
1,荷物の積みすぎ
2,スピードの出しすぎ
主に上記2点ですが、普段使用されている乗用車とは運転が異なり、走行前点検が必要なことが強調されました
これは、こののままトレーラーにも当てはまることです。
まずは、トレーラーのタイヤの空気圧不足によるバースト注意です
是非とも皆様にご注意いただきたいのでご紹介します。
かつてお客様がバーストされたタイヤです
タイヤとホイールが取れています。
トレッド部分だけになっています。
ホイールの方にはタイヤのビード部分だけが残っています。
タイヤ溝はまだしっかりありました。
バーストの原因は何か?
タイヤの空気圧不足によるスタンディングウェーブ現象が発生しました。
スタンディングウェーブ現象を簡単に説明しますと、空気圧の低下したタイヤが高速回転することで歪みの波が発生し、その波が大きくなり、かつ内部に熱を発生させることでタイヤがバースト(破裂)してしまう現象です。
高速走行でタイヤが弾けると車がバランスを崩し、横転したり、蛇行して壁に衝突することもあり大変危険です。
今回は幸いにもお客様、トレーラーの損傷もありませんでした。
トレーラーは長期保管が多く、空気圧の低下に気が付かない事が多いです。
また、毎日乗る乗用車と違いタイヤが減る事は少ないです。
タイヤ溝はしっかりあるので安心していますと使用年数が5年超えのタイヤを使用していることも多いです。
年数の経過したタイヤもゴムの硬化が原因でスタンディングウェーブを起こす原因にもなります。
タイヤの製造年数はこちらで確認できます。
このタイヤは「4117」と表記されていますので2017年41週製造のタイヤになります。
かならず4桁の数字が刻印されていますのでご確認下さい。
まもなくゴールデンウィークで皆様ご旅行の準備をされていると思います。
ご出発前に再度タイヤのチェックを必ず実施して下さい。
併せて、LPGガスボンベの残量、作動確認、水回り等のチェックもご出発前にご確認下さい。
また、下記のサイトからキャラバンけん引ガイドをダウンロードできます
https://www.tozaiateo.co.jp/owner
ぜひ安全運転に努めて、楽しいGWをお過ごしください