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ベバストヒーター AT-2000 STC取り付け
サービス峯岸です。
春の展示会シーズンも一段落し現場作業に戻りました。
今回はお客様よりご依頼のベバストヒーターの取り付け作業を行いましたのでご紹介します。
燃料は灯油になります。
スペックを見ますと燃料消費率0.12~0.24ℓ/hです。
1時間あたり燃料の消費量は最大でも0.24ℓ程度となります。
一晩8時間程作動させても燃料消費量は1ℓ程度と燃費が良いです。
構成部品になります。
ヒーター本体の他に吸気管、排気管、サイレンサー、燃料ポンプ、配線が入っています。
では早速取り付け作業です。
まずはヒーター本体を取り付ける為に床に穴を開けます。
この穴から吸気管、排気管を外へ出します。
今回の取り付け位置はフロントダブルベッド下の隅の方にしました。
狭いスペースでしたがピッタリ収まりました。
温風の吹き出しはHOBBYの標準のヒーターのダクトへ接続しました。
この狭いスペースでダクトを接続するのは手が入らず実は大変だったのです。
床下から出した吸気管、排気管を固定していきます。
手前が吸気管で奥が排気管とサイレンサーになります。
燃料タンクはフロントのガスロッカーへ設置しました。
燃料タンクもポンプで燃料を吸い出せる様に携行缶を加工します。
燃料ポンプは床下のフレームの脇に固定しました。
燃料ライン、電源配線を接続し下回りの取り付けが完了です。
コントロールユニットは今回WEBCON-3EVOを取り付けました。
オン/オフタイマーと電圧計付コントローラーです。
内部に気圧センサーが内蔵されており、高地で自動的に高地スイッチが入るようになっています。
ユニット取り付け用の穴を開けます。
ユニットの配線を接続し全ての取り付けが完了しました。
電圧表示はこんな感じです。
バッテリーの状態も分かります。
作動開始時は特に消費が多いのでしっかりバッテリーの充電は必要です。
温度設定画面です。
UP/DOWNボタンで1℃刻みで温度設定ができます。
タイマー画面です。
UP/DOWNボタンで10分刻みでオン/オフ時間の設定ができます。
ヒーターを作動させて燃料ラインに漏れが無いか点検を行い無事取り付け完了しました。
ヒーター作動時、トレーラーの周囲には排気のゴーという音と燃料ポンプの作動音カチカチ音がします。
静かな場所ですと外では音が少し気になるかもしれません。
室内ではその音は気にならないと思います。
室内の暖まり具合も点検しましたが、春の陽気で温かい日でしたので作動させた中で作業していたら汗だくになりました。
これなら冬でも室内はポカポカです。
ご興味御座いましたら是非お問い合わせ下さい。